めぐみの想い

a-handsの多様性

執筆者: 宮下めぐみ

公開日:

「a-handsの多様性について」

 

a-handsを設立しようとして仲間を集めよう!と思った時に、一番に考えたことは似た色(カラー)の人ばかりではない組織にしようということでした。

 

どの組織でもそうですが、似たような考え、似たような行動をする人ばかりだとその組織はあらゆるリスクに対応できず弱い組織になってしまいます。

 

私は、ミーアキャットという群れで行動をする動物を自宅で飼っていたことがあるのですが、このミーアキャットは、30~50頭ぐらいの群れで行動し、女性リーダーとそれ以外の色々な性格のミーアキャットで生活をしています。

 

メスやオス、子供を含めたその群れでは個々の役割を持ちます。

 

子育て、巣穴の見張り、天敵が来た時に果敢に戦うもの、餌を子供にとってくるものなど、非常に多様で、中にはあまり働かない怠け者もいたりします。

 

同じ群れのミーアキャットでも役割も様々ですが、性格や行動も全く別なのです。

 

その女性リーダーのミーアキャットが、各個性にあわせて指示をだし、リスクを最大限に減らして組織を動かしているのです。

 

おそらく、弱い組織は絶滅しているので、これが種として厳しい野生を生き残るために最善の方法だったのでしょう。

 

ミーアキャットのように色々な色(人)がいる多様性がある組織。

 

a-handsの仲間集めにはこれを一番、意識をしました。

 

後々に、私が集めた個性的な仲間を徐々にご紹介したいと思いますので楽しみにしていてくださいね。

 

著者について

宮下めぐみ

宮下めぐみ

麻布大学 獣医学部卒業  一般財団法人a-hands 代表理事 株式会社m-hands 代表取締役 東京都獣医師会 理事 ヤマザキ動物看護大学 非常勤講師 キャリアコンサルタント 「どうぶつとその周りの人を幸せにする」を信条とし、西東京市のエルザどうぶつ福祉病院の院長として診療を行う傍ら保護どうぶつの保護譲渡活動や獣医師会の社会的活動に従事している。自身でもチワワのクレア、保護ネコのリム、スイをかわいがっている。
random wan nyan frame コジロウ(写真:上)
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