新年によせて ~AI・デジタル時代 どうぶつと暮らすことの重要性~
a-handsの代表の宮下です。本年もよろしくお願い申し上げます。
昨年は保護どうぶつ研究会を対面で2回開催し、協力動物病院は2025年末で86件となりました。
コラムを読んでいただいている方々や関係者のおかげだと思います。誠にありがとうございます。
さて、「どうぶつと暮らすと世界は平和になる」をかかげているa-handsですが、今回はその具体的な話として、「AI・デジタル時代にどうぶつと暮らす重要性」というお話をさせていただきます。
皆さんも日々実感しているように、目まぐるしい情報社会です。
AIなどを含むデジタル技術が革新をおこし、フェイクニュースを含めて大量の情報が飛び交っており、それを小さい子供から大人まで利用することが当たり前の世の中になっています。
そして人々の依存度も日々身近にも高まってきていることは皆さんも肌身でも感じていると思います。
このAI・デジタル情報に依存が強くなると人に起こる作用は判断力や認知能力の低下です。
考えることをしなくなり、その結果、創造性や学習意欲の低下、コミュニケーション能力の低下が起こり、また、それが進むと無気力や引きこもりにつながるとされています。
その対応策として色々な国や自治体がデジタル的な規制を法律や条例に定め始めているのはご存じの通りだと思いますが、個人でできる事としては私は「どうぶつと暮らす事」がその一つとなると思っています。
このことは学校飼育動物の効果を含めいくつかの論文でも証明されていることですが、どうぶつと暮らすことは他者への思いやりや共感力、思考力や想像力を高める。
また、癒しやぬくもり、愛情をくれる事で人の孤独を癒し、行動する意欲や生きる意欲を高めます。
もちろん飼っている方はご存じのとおり、いい事ばかりではなく、どうぶつはAIの回答のように決して思い通りになりません。
時には噛まれたり、ひっかかれたり、汚したり、、どうしてそんなことをしたんだ!というような驚くべき悪戯や破壊行動にもおよびます。
しかしながら、これとどう向き合うか、対応するべきかということが、先に述べたとおり思考力や想像力、共感性を高めることに繋がるのです。
社会背景として、少子高齢化や単身世帯の増加、生体価格の高騰、動物愛護法の改正などで残念ながらどうぶつを飼うハードルは決して低くはありません。
だからこそ、自治体や地域との連携、色々な団体が手を取り合ってどうぶつを飼うことをサポートしていく社会が必要だと思っています。
そして、その中心となり核となる部分は獣医師の知見だと思っています。
a-handsは今年もそのような発信をつづけ、サポートの一助を担っていきたいと思っています。
引き続き応援をいただけると幸いです。
