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「シングルマザーが犬を飼うということ ~忙しい日々の中、それでも犬と暮らしたい~」

執筆者: a-hands 事務局

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※このコラムは、どうぶつと暮らすための経済的な負担を担う事が可能であり、どうぶつと暮らす生活環境が整っていることが前提となります。

 

「シングルマザーが犬を飼うということ ~忙しい日々の中、それでも犬と暮らしたい~」

「シングルマザーは犬を飼えるの?」

仕事、育児、家事…。すべてを一人でこなす日々の中で、子どもに「犬を飼ってみたい」と言われたり、自分自身が癒しを求めて犬との暮らしを思い描いたことはありませんか?

最近、「シングルマザー 犬を飼う」といったキーワードで検索する方が増えています。それは、犬や猫との愛情ある暮らしを求めながらも、現実的な不安や葛藤を抱える方が多いからかもしれません。

エーハンズでは、シングルマザーであり、これまで様々な保護どうぶつと暮らしてきた経験を持つ、当財団の理事長・宮下獣医師の実体験を通して、「シングルマザーと保護どうぶつの暮らし」についてご紹介します。

犬や猫とのくらしが与えてくれること

どうぶつが大好きな子どもを見て、「この子のために犬を飼ってみたいな」と思うこともあるのではないでしょうか。

犬や猫と暮らすことは、子どもの情操教育においても非常に良い影響を与えます。

子どもにとって、犬や猫の命と向き合う経験は、机に向かう勉強とは違った、人間力や社会性を育む「生きた教育」となります。

また、散歩を早朝や休日に子どもと一緒に行えば、「親子の時間」にもなり、犬を通して親子の会話も増えることでしょう。

散歩をつづけると自然と運動習慣がつき、生活リズムが整い、家族の健康に繋がります。このようにどうぶつとの暮らしのメリットをあげると尽きません。

しかし同時に、「本当に私でも飼えるのか? 今でさえ大変なのに、これ以上負担が増えていいのだろうか?」と不安を抱える方も少なくありません。

シングルマザーである宮下理事長の実体験から学ぶ

当財団の理事長・宮下獣医師は、シングルマザーとして10年以上、2人の息子さんと一緒に、犬・猫・ミーアキャット・レオパードゲッコーなど、さまざまなどうぶつと暮らしてきました。

その日々を振り返り、こう語ります:

「とても楽しく、幸せな時間だった。子どもたちは、どうぶつとの暮らしを経験してくれて本当に良かったと思っています」

もちろん、良いことばかりではありません。どうぶつのお世話に時間を割いたり、経済的な負担が増えます。

けれども、完璧を目指すばかりに「できない理由」を探すのではなく、自分たちにできる範囲で、家族で協力することで、シングルマザーの犬や猫との暮らしは十分に実現可能だといいます。

そのために、ご家族でどんな役割分担ができるか、どのような動物だったら飼えるのかなど事前によく相談することなどが大切ですね。

一歩前へ踏み出してみませんか

エーハンズでは、保護どうぶつと暮らす喜びやその価値を、より多くの方に届けたいと考えています。

「シングルマザーで犬を飼うことは難しいかも…」と感じている方は、まずはお近くの動物病院に相談してみることをおすすめします。

エーハンズでは、当財団の活動(動物病院での保護、譲渡)に共感し、サポートしてくださる全国の協力動物病院ネットワークがあります。

どうぶつとの暮らしを考える際には、ぜひお役立てください。

◆協力動物病院一覧はこちらから

https://www.a-hands.org/cooperation/

最後に

シングルマザーが犬を飼うということは、大変なこともあるかもしれませんが、その先にある「家族の時間」や「子どもの成長」「深い絆」は、何にも代えがたい宝物になるはずです。

あなたの「一歩」を、エーハンズは応援しています。

random wan nyan frame ふみ(写真:右下)
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