「保護動物のための診療をしていますか?」 動物病院で行うシェルターメディスン
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第1回
保護どうぶつ研究会のお知らせ
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a-hands保護どうぶつ研究会主催による
第1回目の研究会を実施いたします。
詳細は、以下よりご確認ください。️
テーマ
「保護動物のための診療をしていますか?」
〜動物病院で行うシェルターメディスン〜
【講演内容】
環境省の統計によると、日本の犬、猫の殺処分数は毎年減少しています。
その影には、多くの動物愛護団体やボランテイアが殺される命を救い、
時間をかけて終生飼育してくれる人を探す努力をしているからです。
最近、このような保護活動をする動物愛護団体や猫カフェの方が、
動物病院にやってきて、診察治療、手術を希望する機会が増えています。
これらの保護動物の臨床は、
従来の臨床と異なることが多いため、
アメリカでは「シェルターメディスン」と呼び、専門分野として独立しています。
例えば伝染病や消毒、ウイルスの検査にしても、
いつどういうタイミングで行うのかが異なります。
推定年齢から不妊手術の有無、きちんと判定できますか?
今回は、一次診療の動物病院が知っておくべき保護動物のための臨床、
シェルターメディスンや譲渡の概論から、
各種の手技、低料金不妊去勢手術など、保護動物に必須のものをご紹介します。
また後半はオープンデイスカッションの時間があるので、
アメリカの臨床現場の実際や困ったことなど多々質問できます。
⚫️講師略歴
西山ゆう子 (にしやま・ゆうこ) 獣医師(米国、日本)
1986年北海道大学獣医学部卒業
1990年渡米、現在ロサンゼルス在住。
米国獣医師免許取得後、個人病院、鳥エキゾ専門病院、
企業病院の勤務を経てロサンゼルス郊外に開業。
2015年に自身の病院を後輩に譲り、現在はフリーランスとして日米両国で臨床を行う。
シェルターメディスンと動物虐待問題に特に関心が高く、
現在まで30年以上TNR手術を続けている。
動物愛護、シェルターメディスン関係の情報をSNS、ブログで発信中。
著書「小さな命を救いたい」エフエー出版、
「いい獣医さんに出会いたい!」ポット出版他多数。
参加募集要項
・動物病院関係者(獣医師、動物看護師、トリマー、その他スタッフ)
・学生(獣医師・動物看護師養成学校在学の方、勉強中の方)
※参加者は、所属が明確な方に限ります。所属が上記以外の方はご相談ください。
当財団の選考にて参加ができる場合があります。
※定員 40名程度
※実施形式 対面形式(会場で対面での実施のみ。後日動画配信等は行いません。️)
日時・場所
6/18(日) 14:30-16:30
※1時間講演、45分は意見交換を予定しています。
JR新宿駅西口付近
(お申し込み確定時に詳細をお伝えいたします。)️
参加費用
4,000円(税込)
※参加お申し込みをされた方に
お振込先と振込締切、また当日のスケジュール詳細をメールでご連絡いたします。
※領収書が必要な方は、当日お渡しいたします。
お申し込み方法
以下のフォームよりお申し込みください。
https://forms.gle/Wex5UwMq4wSLYB819
お申し込み締切
2023/6/15(木)
※お申し込みの受付は先着順となります。️
当日のスケジュール
14:15-14:30 開場
14:30-15:30 西山先生講演(60分)
15:30-15:45 休憩
15:45-16:30 ディスカッション(45分)
16:45 退場
本件に関するお問い合わせ
お問い合わせよりお願いいたします。