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めぐみの想い

「高齢者の動物飼育は動物病院と二人三脚で」

執筆者: 宮下めぐみ

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「高齢者の動物飼育は動物病院と二人三脚で」

理事長  宮下めぐみ獣医師

2025年には65歳以上の高齢者の人口は約30%となった現在の日本で、今後もさらに高齢者の割合は増えていきます。

高齢者がペットを飼う事のメリットはフレイルや認知症の予防など身体的な面でももちろんの事、抑うつや孤独感の減少、幸福感の向上などメンタル的な面でも数多くの根拠が報告されています。

そして、ペットの受入れですが、新たに子犬や子猫を購入するよりも、高齢者には人に馴れた保護動物の成犬や成猫からの飼育がお勧めです。

子犬や子猫は愛くるしい姿やかわいい仕草を沢山みせてくれますが、好奇心旺盛で動きも活発なので世話や遊びへの付き合いがとても大変です。

本当にお世話ができるか?飼えるか?という点でも保護動物の場合、トライアル(飼育を一定期間試してみること)ができることが多いので、飼えるかどうかの不安もクリアできると思います。

一方で、保護動物の譲渡について里親さんに年齢制限がある団体も多いことも確か。

動物病院からの譲渡の場合、すでに来院している飼い主さんであれば、年齢という数字だけの縛りでなく、動物への愛情や人柄、金銭面などトータルでその方が飼育に向いているか向いていないかの判断が獣医師によってできるかと思いますし、そのような判断での譲渡が多いと思います。

前述のとおり譲渡後もケアや医療をその病院でトータルにしてもらうことが理想的だと思います。
飼い主さんが入院するなど、いざという時の備えについての情報も獣医師に相談しておくといいですね。

著者について

宮下めぐみ

宮下めぐみ

麻布大学 獣医学部卒業  一般財団法人a-hands 代表理事 株式会社m-hands 代表取締役 東京都獣医師会 理事 ヤマザキ動物看護大学 非常勤講師 キャリアコンサルタント 「どうぶつとその周りの人を幸せにする」を信条とし、西東京市のエルザどうぶつ福祉病院の院長として診療を行う傍ら保護どうぶつの保護譲渡活動や獣医師会の社会的活動に従事している。自身でもチワワのクレア、保護ネコのリム、スイをかわいがっている。
random wan nyan frame コジロウ(写真:上)
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