獣医師向けコラム

動物病院での譲渡が必要な理由(2)

執筆者: 宮下めぐみ

公開日:

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動物病院での譲渡が必要な理由 2
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今やペットとしての犬や猫の寿命は13、14歳が平均値です。

長生きの場合は、20歳近くやそれを超える場合もあります。

そんな長い時間を一緒に過ごすペットは

信頼できる人から譲り受けたいと思うのは当たり前の事です。

 

信頼できる動物のプロとは?

譲り受けた後もこの子の事を気にかけてくれる人とは?

それは「獣医師」だと考えます。

飼い主にとって、

信頼できる獣医師から動物を譲り受ける事は

とても安心できる事です。

 

この様な飼い主さん達のためにも

そしてなにより動物のためにも

動物病院は医療を提供するだけの場所でなく

動物に関する事のプラットフォームになれる可能性があると思っています。

 

だから私は、動物病院での譲渡が必要だと考えています。

この想いを

全国の動物病院様をはじめ

飼い主様や、これから保護動物を迎えたいと考える人たちに広め

実現していくために立ち上げた財団がエーハンズなのです。

著者について

宮下めぐみ

宮下めぐみ

麻布大学 獣医学部卒業  一般財団法人a-hands 代表理事 株式会社m-hands 代表取締役 東京都獣医師会 理事 ヤマザキ動物看護大学 非常勤講師 キャリアコンサルタント 「どうぶつとその周りの人を幸せにする」を信条とし、西東京市のエルザどうぶつ福祉病院の院長として診療を行う傍ら保護どうぶつの保護譲渡活動や獣医師会の社会的活動に従事している。自身でもチワワのクレア、保護ネコのリム、スイをかわいがっている。
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